コラム
神社庁便り
09/20/2024
令和6年9月20日金曜日 福岡県神社庁大会議室神殿におきまして、令和6年度(令和7年)の神宮大麻暦頒布始奉告祭が開催され、約180名が集い、厳かにそして賑々しく執り行われました。
伊勢の神宮の久邇朝隆大宮司の代理として葦津健次郎禰宜、神社本庁の鷹司尚武統理の代理として本宗奉賛部部長の湯澤 豊参事が来賓として来県され、祭典ののちは神宮と神社庁の表彰式が執り行われました。
神宮より、神宮大麻頒布功労として、2つの優良頒布支部、特別優良頒布者1名、12名の優良頒布者がそれぞれ表彰を受けました。
続いて神社庁の神社功労者表彰が行われ、神職3名、神社総代役員奉賛団体や個人の表彰者28名が西高辻神社庁長より表彰されました。
いよいよ年末年始のおふだ配りが開始されます。
お近くの神職がいる神社で、または町内の世話人の方から神宮のおふだと氏神様のおふだを受けて、皆様が幸先良い新しい一年を迎えられますことをお祈り申し上げます。
※本年4月8日に天皇陛下より、第63回神宮式年遷宮(神宮内外宮の正殿をはじめ摂末社125社や宇治橋等を新しくするおまつりです)斎行について、「御聴許」が大宮司に伝えられました。
これにより令和15年の御遷宮に向けて諸準備諸祭典が執り進められることになりました。
このおまつりには、全国から特産品のお供えとともに浄財(寄附金)が寄せられます。
今後奉賛会が設立される予定ですので、その折には是非ともご奉賛をお願い申し上げます。
06/14/2024
令和6年6月11日から14日までの4日間、神社に奉職したばかりの神職が県内外から参集し、「初任神職研修」を受けました。教養部分の座学と実技を4日間の過密スケジュールで黙々とこなした研修生27名は、向後の神明奉仕に研修の成果を活かすことを誓い、研修を無事に終えてそれぞれの奉仕神社に戻っていきました。
06/07/2024
令和6年6月7日金曜日 福岡県神社庁大会議室において、教養研修会(暦)が開催されました。
第一講義として、東京都三鷹市の国立天文台から情報センター長の山岡均先生をお招きして、「日本の暦ができるまで」と題して、世界の暦の成立から現行日本の暦の成り立ちなど、歴史的背景を含め詳しくお話し頂きました。また第二講義として、神社庁暦編纂委員でもある大牟田市の八幡神社宮司の矢野高貴先生をお招きして、「旧暦2033年問題と国家意識を考える」と題して、現在大安仏滅などの六曜のもとになる旧暦として使用している太陰太陽暦に西暦2033年に支障が出る問題について、暦というものはその国の文化そのものを示すということや、現在国が関与していない旧暦について、2033年に様々な算定方法を利用した場合、日本国内で多くの暦に違いが生じて混乱を招くことなどを解説頂きました。その対策を含め、私たちがお日柄を選んだりするために便利に使っている暦の重要性と「一国一暦」と主権国家について、見つめ直すきっかけとなりました。
09/26/2023
令和5年9月26日火曜日 福岡県神社庁大会議室神殿におきまして、令和5年度(令和6年)の神宮大麻暦頒布始奉告祭が開催され、新型コロナウイルス感染症が5類になって久し振りに約200名が集い、厳かにそして賑々しく執り行われました。伊勢の神宮の久邇朝隆大宮司の代理として日比敏明禰宜、神社本庁の鷹司尚武統理の代理として本宗奉賛部の神保郁夫参事が来賓として来県され、祭典ののちは神宮と神社庁の表彰式が執り行われました。福岡県神社庁が今期神宮大麻(神宮のおふだ)を頒布することに努力した県として、47都道府県より6県選考されたうちのひとつとして、表彰されました。
また2つの優良頒布支部、特別優良頒布者1名、14名の優良頒布者がそれぞれ表彰を受けました。
続いて神社庁の神社功労者表彰式が行われ、神職3名、神社総代役員奉賛団体や個人の表彰者33名が西高辻神社庁長より表彰されました。
いよいよ年末年始のおふだ配りが開始されます。
お近くの神職がいる神社で、または町内の世話人の方からおふだを受けて、皆様が幸先良い新しい一年を迎えられますことをお祈り申し上げます。
06/30/2023
令和5年6月29日木曜日 福岡県神社庁大会議室において、令和5年度の福岡県神社総代会総会が約180名参集のもと、開催されました。御来賓には福岡県神社庁西高辻信良庁長をはじめ神社庁副庁長理事監事、そして神社庁竹間顧問、福岡県敬神婦人連合会の井上美枝子会長、髙山和代副会長等多数ご臨席を賜り、令和4年度の決算と事業の報告、令和5年度の事業計画と予算が審議され、異議無く了承可決されました。
また全国神社総代会の令和4年度表彰と神社本庁規程表彰について披露され、安河正裕副会長、武田義隆副会長、福山 誠副会長が登壇し、それぞれ表彰の伝達が行われました。
会議終了後は、日本経済大学経済学部准教授の久野 潤先生による講演がありました。
『神宮式年遷宮にみる天下人たちの対応~忠臣・逆臣~』と題して、かつて天下人と呼ばれた歴史上人物が神宮の式年遷宮にどのように対応してきたか、歴史を紐解きながら10年後に行われるであろう神宮式年遷宮の意義を、改めて認識し直しました。
06/16/2023
令和5年度の福岡県敬神婦人連合会総会が、6月16日金曜日に神社庁の大会議室で開催されました。
125名の参加者のもと、昨年まで飛沫感染防止のため斉唱を控えていた「国歌斉唱」と「敬神生活の綱領唱和」「敬神婦人会の歌合唱」を、久し振りに声高らかに歌い上げ、賑やかに開催されました。
来賓には、福岡県神社庁西高辻信良庁長、福岡県神社総代会陶山秀昭会長、福岡県知事夫人服部敦子様など多数の臨席を戴き、お祝いの詞を頂戴しました。
決算・予算、新年度の計画を議決したのち、総会の記念講演として、早良区野芥在住のアメリカ人、タッド・サピントンさんに講演を戴きました。アメリカ人でありながら博多山笠に魅了され、縦の厳しい規律を守りながら下積みを経て、現在役員(赤手拭=あかてのごい)にまでなられたそうです。重い山を舁く時に必須の「舁き縄」はしっかりと綯われて丈夫になっており、縄も祭りもたくさんの強い結びつきと協力しあって出来ることだと
語られました。
04/19/2023
福岡県神社庁のさくらんぼの樹は、例年ですと4月末に実が大きくなって熟し、ゴールデンウィーク中に鳥たちによって実がすっかり無くなるのですが、今年は大きくなっていない実をもう食べにきています。
今年は小鳥だけでなくカラスまで来て代わる代わるついばんでいますが、食糧難なんでしょうか。
10/11/2022
10月11日午前10時30分より、神社庁大会議室に於いて、福岡県女子神職会設立40周年
記念大会が、福岡県神社庁三役の臨席のもと開催されました。
九州地区で初の女子神職の会を立ち上げてから昨年40周年を迎えるも、新型コロナウイルス
感染症流行を受け大会開催延期を余儀なくされていましたが、本年和やかで清々しい雰囲気の
なか開催することができたと、阿部大美会長をはじめ参加者一同慶びも一入でした。
会発足の歴史を紐解く内容の祝詞が蒲池さえ子斎主により奏上された厳粛な祭典に引き続き、
記念式典が執り行われました。
09/26/2022
9月26日午前10時30分より、神社庁神殿の御前に於いて、「令和4年度神宮大麻暦頒布始奉告祭」
並びに「神宮大麻全国頒布150周年記念神宮表彰」伝達式及び「神社庁神社功労者表彰」の表彰
式が、124名参列のもと、厳粛に盛大に執り行われました。
令和4年は明治天皇の御聖慮による神宮からの直接頒布が開始されて150年の佳節です。
【神棚に 今日も家族の ありがとう】
此の標語のもと、全国頒布150周年を記念して表彰がなされました。
また神社への功労を讃えて、神社庁表彰がなされました。
これから年末年始にかけて、伊勢の神宮の御神札と氏神様の神札が頒布される事になります。
ご家庭でぜひお神札をまつり、感謝と祈りを捧げましょう。
09/20/2022
9月14日午後3時より神社庁大会議室に於いて、テレビ番組やyoutubeでもおなじみの
工学博士武田邦彦先生の時局講演会が開催されました。
「コロナウイルスと神道について」と題して、生きていく上で人々が一番気にしている健康
に関する世の中の情報や施策の欺瞞を暴きつつ、如何にして人心がコントロールされて
いるのか。また、宗教によって道徳心を醸成しないと自らをコントロールできない諸外国と
違い、日本人は神道を以て自然の営みから学んだり自らを省みる事によって道徳心を培い、
金や権力や知恵で人を選んだりしないと、その精神文化の高さを改めて強調されました。
更に、かけがえのない人として天皇を中心に、居なくては困る人として母親を大切にして、
家族が地域が国がひとつになるという、日本文化の真髄を示され、これからもそれらを
大切にしながら、外側からやって来る脅威への備えが必要として、そのためにも健康で
あるために頼りになるのは自己の免疫力抵抗力であると、秘訣を語られました。
あっという間に時間が過ぎてしまう素晴らしい講演に、一同感激致しました。
08/19/2022
夏休みを活用して、8月17日㈬・18日㈭の二日間、神社庁にて
雅楽部会の主催で祭祀舞研修会が開催されました。
浦安の舞 20名、朝日舞 4名、豊栄舞 2名、計26名の舞姫や神職が、
祭典で奉納演舞する舞を稽古しました。